![]() |
|
熱帯魚の販売 ◎水槽用品の販売・施行・メンテナンス
|
![]() ▲配管が複雑なため背面からの図 |
|
![]() |
![]() |
レフジュームはメイン水槽消灯後に夜間照明が点灯するようになっています。
(リバース・フォトシンシス) |
|
キャビネット内
|
レフジューム
|
|
|
|
一般的にレフジュームは本水槽より小さなものになります。これは、レフジュームが本水槽と水を共有している為、あまり大容量にすると周辺機器がまかなえ無くなるからです。設置場所はプランクトンの効率良い供給を考えますと、本水槽上部からフロー管で直接落下させる方法が良いとされていますが、塩ダレや泡によるサンゴへの害から水槽脇のスペースを利用しての後付けが多いようです。
|
|
|
||||||
|
|
|
||||||||
|
レフジュームで増えたプランクトンを魚やサンゴのエサにするのですから、増える様子を肉眼で確認したいと思いました。そこで注目したのが海洋性プランクトンのアミです。サンゴのエサとしては少し大きいかもしれませんが、魚のエサとしては最適です。そしてアミが増えると言うことは、そのエサである動物性プランクトンや活性汚泥(※1)が発生しているということです。(動物性プランクトンはサンゴの重要なエサといわれています。)
アミは浮游、底生、共生などさまざまな生活様式を持っています。水槽内で発生しているアミは底生が多く、ほぼ同種のようでした。そこで以前からアミが発生している水槽から種となるアミを分けてもらいましたが、環境が整っていなかった為か、その後姿を消してしまいました。こうして試行錯誤しているうちに、いつの間にか自然に発生していました。 |
||||||||
|
||||||||
| 何が発生の要因になったのかは定かではありませんが、ポイントではないかと思われる事柄を次に揚げます。 | ||||||||
|
||||||||
|
(※1)活性汚泥とはバクテリアや原生動物などの複合生物群で、おもに有機物を吸収して増殖します。スキマーを使った貧栄養のリーフ水槽の場合、デトリタス表面に存在していると思われます。
|
|
|
|
日中姿を表すこともありますが、夜間に活動が活発になるようです。底砂やライブロックの表面を素早く泳ぎ回り、危険が近付くと隙間に身を隠します。エサは動物性プランクトンや活性汚泥ですが、魚のエサやサンゴ用フード(動物性)も食べています。レフジュームを立ち上げてから一年半経過した現在では、卵を持った親と沢山の小さな子供を見る事が出来ます。
※アミ目は、メスの胸部腹面に育房を持ち、幼生は育房内で親とほぼ同じ形に発育してから放出されます。 |
|
|
|
動きが素早いことから動きの鈍い魚は捕食しにくいと思われますが、遊泳生の魚であれば問題ないでしょう。またアミの数が多ければ、動きの鈍い魚でも捕食できると思われます。以前レフジュームに直接ヨウジウオを入れた時は、きちんと捕食していました。しかしこの場合は、魚の捕食がアミの繁殖スピードを上回らない様にしなければなりません。このようにアミをプランクトンフィーダーや餌付けの難しい魚のエサとして増殖させることで、また一歩自然の海に近づけるのではないでしょうか。
|
|
|
|
動物性プランクトンのエサとなる植物性プランクトンの発生を促進し、栄養塩の吸収を行う海藻はレフジュームに欠かせないアイテムです。サンゴの中には海藻を嫌がるものもありますが、本水槽と離すことで問題はほぼ無くなります。それよりも海藻の安定した長期飼育が難しく、環境の変化ですぐに溶けてしまいます。ヘライワヅタやフェザーがある日突然溶けてしますのはよくあることです。このことから丈夫で成長の早い種類を選ぶことが必要です。
|
|
|
||||||||||||||
|
|
|
|
ほとんどの海藻が浅い水深に生息していることから、6,500K〜8,000Kの光が適していると思われます。光はメタハラの様に強い方が、海藻が密集して早く成長しますが、上記の海藻は蛍光灯でも育てられます。U字管の蛍光灯は6,500K前後の球が装着されている物が多く、W数も高いことからお薦めです。
|
|
注意
海藻が健全に強い光で成長すると光合成によって、多量の酸素を放出します。この酸素の放出は水槽内の溶存酸素量を増やすのにとても有効です。しかしSPS(※2)など、酸素の泡が付着することを嫌うサンゴにとっては害となりますので、これらのサンゴは直接海藻の生えたレフジュームには入れない方がよいでしょう。 |
|
(※2)SPSとは小さなポリプを持つイシサンゴの総称です。(ミドリイシ、ハナヤサイサンゴ、コモンサンゴなど)
|
|
※上記の文章は私の経験に基づくもので、どの水槽にも当てはまるものではありません。ご相談にお答えすることは出来ますが、各ユーザー様の自己責任の範囲内で行ってください。なおご相談ご質問はEメールにてお願いします。
|
|
E-mail : aqua@maintenance-lagoon.com
|
|
|