LUXの数値はアストロビーム250w(集光でない灯具)と同等ですが、様々な波長を含んでおり水槽全体をムラなく照射するため、メタハラとは少し違った色揚がりを見せます。
特に赤やピンク系のミドリイシと相性が良く、ハイマツミドリイシやハナバチミドリイシなどは赤色が濃くなります。
グリーン系の深場ミドリイシには少し光が強い様で、色が薄くなる事が多いです。
LPS(ヒユサンゴ)も同様に少し光が強い様で、陰に配置した方が良いです。
その他メタハラとの違いとしましては、糸状コケの発生があります。
これは、T5蛍光灯が様々な波長を含んでいる事が主な原因と思われますが、貧栄養な環境でもコケが多く発生します。
特に糸状コケは厄介で、コケを食べる生き物を上手に組み合わせないとなかなか駆除できません。
このあたりは、バイオフィルムがコケの発生を抑制する、ZEOvitシステムに適している灯具なのかもしれません。
|